人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

もりだくさんの5月

いろいろとありすぎて、何から書いていいかわからない5月です。

 

家族「が」旅行に行きました。家族「で」ではありません。家族「が」。ヴァイオリンとピアノを弾きに、勉強旅行です。私はひとりでお留守番。仲間たちととにかく楽しく賑やかに学んできたようす。私が一人暮らしに慣れてきたころにまた騒がしい我が家に戻りました。

 

続いてGWに、母方の田舎にプチ旅行。そもそもは、田舎にあったステレオシステムを家に持って帰るだけの用事で、本当は私だけが日帰りで行く予定だったのですが、なんなら家族みんなで泊まりで遊びに行こうとなりまして。たっぷり遊んで弾いて帰ってまいりました。

 

長女、久しぶりのコンクール出場。予選では楽器がビリビリと異音を立て、どうなることかと思いましたが無事通過。その後工房に確認してもらったところ、駒が高すぎて楽器が悲鳴をあげたとのことで、チェンジすることに。しょっちゅう持ち込んでは「何か不具合ある? ないの?」と聞いてくれて、長女がためし弾きを楽しそうにするととても機嫌がよくなるおじちゃんのお店。最近はここが長女のお気に入りです。

 

予選、二次予選を通過し、本選を終え、賞をいただいて帰ってきました。先生にご指導のお礼を伝えると「音程高かったからヒヤヒヤしたけど最後はよかった!」とのこと。……そうだったんだ。まだ音程の高さがはっきりとわからない親でございます。

 

二女は彼女らしいマイペースで順調に(?)基礎を叩き込まれております。優しいお人柄にも関わらずその粘り強いご指導は本当に頭の下がる思いで、二女も日々の練習をがんばっております。与えられた曲がまた難易度の高いもので、四苦八苦しておりますが、そういう曲ほど弱点が詳らかにされるのか、本当に、本当に、じっくりと付き合ってくださっています。

 

師匠を顕すに、教育者、指導者、伝道者、演奏者、いろいろな言い方があるとは思いますが、この方はさまざまな面を高いレベルで持つ教育者だと思います。粘り強さとより良い言葉の選び方、具体的な練習案の提示、厳しさ、優しさ、そして演奏者としての芯の強さ。二女さん、たくさんまねしてね。

 

6月はどんなひと月になるでしょうか。楽しみです。

 

ではまた。

 

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