人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

明るい光があたればいいのに

学コン、東京予選の結果が出ましたね。よくお見かけする名前がずらっと並び、なかなか壮観です。4年生が6人入ったこともびっくり。昨年の全国大会で演奏を拝聴した子もいます。本選、聴きに行きたいなあ。


さて、話は我が家の小さな出来事に戻りまして。


動物園の興奮冷めやらぬ翌日。長女は「ぞうのいない動物園」という本を読んでいました。高学年むけのちょっと難しい内容なのですが、それでも戦争のせいで象を殺さなければならないシーンまでは完全に理解していました。後半は戦後の混乱期の話が混じってきますので、もう少し世の中の仕組みや歴史を学ばないと難しいかもしれません。

 

せっかくだから夏休みの課題として読書感想文にしたらどうだろう、ということになり、長女は勇んで鉛筆片手にバーッと書き始めます。

 

そして最後に。

 

「わたしたちのすむところのように(象にも)、あかるいひかりがあたればいいのに」

 

……どうした。何かあったのか。とんでもなく文学的な言い回しをしだした長女に、夫婦してびっくり。

 

いやはや、底知れぬお人です。

  

二女は二女で芸術的な絵を仕上げていました
……そちらは、特に宿題でもなんでもなく趣味です

 

ではまた。