人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

質問箱アーカイブ #09 腕や指の痛み

 

質問箱という匿名質問サイトが2022/5/31をもってサービスが終了しました。それまでにいただいた50件近いご質問は楽器子育ての親にとって大変貴重な資料になりますので、アーカイブして残すことにいたしました。毎週月曜日、順々に公開していきます。

 

2019/5/13にいただいたご質問

 

ご質問ありがとうございます!

お嬢様、予後はいかがですか? 深刻な症状でないといいのですが。

私は医者でも専門家でもないので、あくまでも我が家の話になりますこと、ご了承ください。

姿勢についての話題になると、真っ先に思い出すのは数年前の芸大早期教育セミナー。漆原朝子準教授(当時)が、姿勢についてとにかく事細かに指導されていました。「無理な姿勢や持ち方をしていると体を痛めることになる。大人になってから発症すると演奏者として仕事にならなくなってしまうから、いまのうちに正しい姿勢を学んでほしい」と姿勢の大切さを小学生の受講者にこんこんと諭しておられました。

娘たちは幼い頃バレエを習っていたので、姿勢に関しては問題ないと過信していたところがあります。それでも長女が腰の痛み、指の痛みを訴えてきたときは無理をさせませんでした。幼い頃は10度の練習で指が痛いと言えばすぐに止めさせてアイシングしていました。今は自分の判断でセーブしているようです。

最近ヴァイオリンの持ち方、弓の持ち方を徹底的に指導されたのですが、その後腰の痛みを訴えることが減りました。脱力も体得しようと努力していますが、これは奏者にとって一生の課題だそうですね。脱力できればさらに痛める可能性が減るんじゃないかと期待しています。