人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ヴァイオリン

弓を選ぼう!

レッスンです。レッスンですよ。長女さんのヴァイオリンのレッスンです。 なぜだろう、とても久しぶりな気がする。と思ったら、そりゃそうなのです。お正月からこちら、一度レッスンいただいてから、私はまったく顔を出せなかったのだから。武者修行、修了コ…

長女、大はしゃぎ

二女が国語の通信教材をしていました。 問 「あるあさおきたらびっくり! もしもぞうにかわっていたら」につづく文を考えなさい。 二女の答 「ぞうのなかに だれがとじこめられたか みにいくよ」 ……宇宙な回答。

チェンジにつぐチェンジ

入賞者披露発表会のお知らせなんてものが届いた昨今。あれ、最初に言われていた場所と違う……? しかも、日時が1ヶ月近く延びた!? うーむ、1ヶ月延びるとだいぶ練習できるなあ。披露する曲の選出も考え直したほうがいいんじゃないかなあ。楽器もそろそろ…

拍手

門下生発表会のパンフレットに、とある一言が書き添えられていました。 「演奏者が登場したら、すぐに盛大な拍手を」 先生がずっとおっしゃっていたことです。

門下の発表会

門下の発表会がございました。かなり生徒さんが増えたようで、プログラムも新しいお名前がひしめいています。長女やその上の学年のお姉さんたちくらいまでは小品や一楽章のみという雰囲気なのでまだ気楽でいいのですが、中高校生の兄姉弟子さんたちになると…

唐突のコンサート出場

私は、忘れていたのです。妻は、ビデオカメラはもとより三脚の使い方すらよくわからない人だということを。 「不安。私には撮影なんてできない。袖で待っていなきゃいけないし。それに二女を誰が面倒見ればいいのか……」 ド●えもぉぉぉぉォォん! なんとかし…

最後に発表会、そして……

武者修行の締めくくりとして、全学習者(長女以外にも何人も受講していたのです)が一堂に会して発表会を行いました。伴奏あわせのときから気合たっぷりの長女さん、お昼ご飯のあとも誰よりも先にヴァイオリンを開いて練習を開始していました。 なんだかとて…

最後に先生のレッスン

武者修行を終えて、急に大人びた演奏をするようになった長女さんではありますが、私生活ではなぜか甘えん坊に戻ってしまっていました。いろいろと刺激を受けすぎて、親に甘えることで自分の立ち位置を取り戻しているのかもしれない、なんて感じています。 ヴ…

伏字の答え

武者修行Ops1~3までお読みくださった方は、もうお気づきのことと思いますが、ここで答えあわせをしたいと思います。 長女が三人の先生からまっっっったく同じことを言われたのは。

武者修行その3~弓と指は一緒にね

いつもと違うレッスンを受けると、脳が活性化するのでしょうか、突然演奏がガラッと変わるんですよね。そのときに受けたもっとも印象深かった部分を自分の中に取り入れるので、そばで見ていてとてもおもしろい。 そして取り入れたあとの演奏が思った以上に良…

武者修行その2~弓逆。弓逆!

先日に引き続き、長女の武者修行です。先日のレッスンはビデオに撮影していましたので、何度も何度も見返して難しかった言葉も私が噛み砕いて長女に伝えました。音程の取り方や明るさ/暗さについて、ほんの少しだけ理解し始めたようです。 さて、今度は世界…

武者修行その1 ブラボーブラボー

昨日にも少し書きましたが、長女のヴァイオリンの先生からもお許しいただき、数人の先生に他流レッスンをいただく機会に恵まれました。どの方もその道ではとても有名なヴァイオリニストで、長女もとても楽しみにしておりました。

武者修行

実は長女、年始に武者修行に出ることを許されております。 素晴らしい先生がたに長女の演奏をどのように観ていただけるのか、実は私もワクワクしております。ただ、先生からなかなか「いいね」とおっしゃっていただけない華麗なるポロネーズを持っていくので…

長女、初レッスン

年明け早々ではありますが、長女のレッスンがありました。ニューフェイスとすれ違ってご挨拶したり、先生と新年のご挨拶をしたり、以外は特にいつもと変わらず。この「いつもどおりの時間・空間」がこのお教室にはいつもあって、ホッとするというか、身が引…

覚悟をはかる

家族との会食が終わり、帰宅した一家は眠りの妖精に粉をふりかけられ、ぐっすり。 しかしある程度時間が経ったときに私は長女に「そろそろ弾いたら?」と声をかけました。すると、5分かけて身体を起こし、5分かけてトイレに行きそのあとリビングに向かいま…

最後なので

レッスンの前も、レッスン後も、もっぱら話題はコンクールのこと、発表会のこと、そして3/4のヴァイオリンについて。 楽器に並々ならぬ愛情を注いでいる長女の先生は、楽器の限界を求めてチューニングすることを推奨されます。なので長女の現楽器である1…

いつものレッスンを

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 長女がケースを開いて準備している間に、先生とコンクールの結果について寸評を交えていくつかお話をしました。今年は例年に比べて審査が厳しかったこと、入賞者数もだいぶ絞られていたことなどをうかがい、身が…

好きなプレイヤー・好きな曲

長女が演奏の参考にCDを漁っているとき、音を聴いてピタッと全身が止まるのは、ヒラリー・ハーンです。なにかシンパシーでも感じるんですかね。聴かせどころを知っている演奏だから好きなのでしょう。 好きなコンチェルトは、やはりメンデルスゾーンのよう…

「弾く」という道

長女は先日ヴァイオリンのコンクールを入賞で終えることができました。それなりに自信になったでしょうし、今年最後の舞台をなんらかの形で結果を残せたこと、両親やピアノの先生から基本的には褒められたこと、そのあたりで安心していたようです。 が、ヴァ…

今年最後の舞台

クリスマスイブですね! みなさんどんなクリスマスをお過ごしになるのでしょうか。姉妹は、クリスマスツリーを自分たちで飾り付け、その下にサンタさんへのお手紙を据えてドキドキしながら一晩を過ごすということを毎年繰り返しています。 徐々におねだりの…

直前レッスン

今回初参加のコンクールに向けて、最後のレッスンがありました。 毎回先生が注意なさることは一緒で、そこが直らないとそうそう上位は狙えないだろうと思っていたぶん、意識が修正に向かわない長女に若干のいらだちを覚えます。こんな調子で大丈夫なのかな………

お楽しみのあとの練習に思うこと

先日の発表会が終わってから、ちょっと遅いお昼ご飯をみんなで食べて解散。帰宅して真っ先にしたのは、全員でお昼寝でした。 ぐったりと疲れた身体を睡眠で回復させ、夕方に起き出して練習開始。

お楽しみ発表会2015

朝の9時半から午後1時半まで、ずっと発表会兼お楽しみ会でした。学習の成果を披露というよりは、人の演奏を聴いて、おいしいケーキを食べて、交流して、解散、といったクリスマスパーティー的なノリの会です。 なので、親もそこまでは緊張していないのです…

二女レッスン、そして長女突然の

久しぶりに父娘のふたりでヴァイオリンのレッスンに行きました。二女のお師匠のレッスンを父娘で受講するのは、もしかしたら初めてではないでしょうか。 翌日に発表会を控えたいま、フィオッコのアレグロにようやく合格をいただきました。そして先に読んでお…

「舞台が大好き」の真意

気持ちのこもっていない文章は誰の心をも打つことはありません。そして人を泣かせることの出来る力をもった文章とは、少なくとも書いている本人が号泣していないと書けません。もし笑顔で「泣かせどころ」を書ける人がいたとしても、その文章はすぐに消費さ…

自宅で弾き合い会

夕飯を家で食べたいと思い、LINEで「食べるものある?」と聞いたとき、予想外の返答をされて思わず帰路を急ぐ歩みが緩みました。 「コめん、うりきゆ」(原文ママ) ……え、なんて? 「ごめん、売り切れ」

二女だって追い込み練習中

夜遅く、ひとり風呂に入りながらスマホをいじっていたところ、「追い炊きをします」と機械的なお姉さんの声が。あれ、間違って体のどこかで追い炊きボタンを押したかな。そのとき、LINEにて「寝ちゃったの?」と妻から。こんな狭い家なんだから確認しに動け…

二女とピアノ

娘たちの音楽会が土曜日にあったので、月曜は振替休日でした。その音楽会について長女が言うには、実はピアノ伴奏に立候補することも可能だったそうです。でも「コンクールとか発表会とか続くからー、受けちゃうと譜読みしたり大変だしー」ということで鉄琴…

一曲お預け、一曲集中

暑かったり寒かったり、変な天気が続きますね。小学校周辺では咳風邪や嘔吐など大流行だそうで、どこにいってもその話題です。今年は特におかしいらしく、咳が数ヶ月やまなかったり、喉がずっと腫れていたりしている人が多い様子。 これから行事が多いですし…

ペグの穴を開けてもらいに

高校生のころ、この季節に友人と顔を合わせると毎朝のように「靴下がずり下がる季節になったねえ」と挨拶していました。今思うとジジくさいですが、事実靴下がずり下がるのだから仕方が無い。 空気が乾燥して肌がかさつき、靴下のゴム程度では定位置を維持で…