人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ヴァイオリン

発見

三浦文彰さんの真田丸、いいですねー。曲はいいし演奏もいいし、そしてなにより伴奏がとてつもなくいい。演奏者の脳内でどんな音が鳴っているのかがわかる演奏は、とてつもない説得力がありますね。 實川風さんの「フランス語の発声によるドビュッシー」とい…

音楽ざんまい

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。コンクール明けということもあり、本人も少し自分がやらなければならないことを自覚していたようで、緊張した面持ちです。 それだけでも、出た甲斐があったというもの。

解けない問は答えを見よ

我が家のブロードバンドルータ、これで三代目なのですが、新しくしても新しくしてもすぐに電波の入りが悪くなります。これはいったい何でなのでしょう。 再起動すると少し戻るのですが、その再起動が面倒だから新しいものに買い換えているのに、すぐにダメに…

猛省

えー、たいへん感慨深い経験をさせていただきました。今日は私信のようになってしまいますが、お許しください。 先日は皆様、大変お疲れ様でした。一日がこんなにも長いコンクールは初めてで、前半に飛ばしすぎたきらいのある長女は後半少々ぐったりしていま…

楽しい楽しい弾きあい会

心からわが娘を応援していることに嘘偽りは無い。誰よりも抜きん出てほしいと思うし、多くの人の心を感動させる演奏家になってほしいとも願っている。けれども、やはり素晴らしい演奏は素晴らしいと思うし、長女と歳の近い子たちがたった10分程度の演奏の…

シンパシーの深さ

おけいこヴァイオリニストの親同士が集まると、シンポジウムみたいになりますね。「指弓を克服する練習法」とか「音程と年齢は相対関係にある」とか「読譜力をつける日々の訓練とその効用」とか、口には出さなくともタイトルをつけて「うちの場合はね~」と…

緊張感ある伴奏あわせ

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 まずはパガニーニの伴奏あわせから。長女は基本、どなたが伴奏してくださってもとても楽しそうに弾きますが、今回お願いした方は「ゆずらない先生」という印象を持っているようです。

満ち潮のようにヒタヒタと

夏休みであることも手伝って、姉妹の練習量が普段よりかなり増えています。そのせいでしょうか、最近ふたりの演奏にはハリとツヤが出てきていて、やはり練習時間と演奏は比例するのだなあ、と思ったものです。 なかでも長女は集中的に「音程」を気にするよう…

早期教育プロジェクト所感

先週の土曜日、東京芸大早期教育プロジェクト2016、マスタークラスを拝聴してきました。小中学生の講座だというのに、かなり多くのお客さんが来場し、前方の座席は完全に満席。美しく響く奏楽堂で贅沢な時間が流れました。 簡単ではありますが、所感を残…

違いがわからない

姉妹のプール熱が高騰中です。 何はなくとも「プールに連れて行け」というふたり。ほとんど泳げないくせに、なぜそんなにもプールは行きたいのだろう。ただ、「浮く」方法と「沈む」方法、「息を我慢する方法」を教えたら、とたんにプールが楽しくなったよう…

記念すべき終了、そしてまた最初から

先日は藝大早期教育プロジェクトのオープンクラスを拝聴してきました。そのことについては後日にでも少し書きたいと思いますが、とても楽しめるクラスでした。 ホワイエで顔見知りの子に「久しぶりー、こんにちはー」なんて声をかけて軽く立ち話をしたあと、…

本当に好き、とは

夏休みに入ったら、まずは身近な目標を。 「学校があるときと同じ時間に起きて活動する」……さて、本当に可能なのでしょうか。子が、というより親が、少し自信がありません。

パガニーニの初伴奏あわせ

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 今回は、初めてパガニーニのコンチェルトに伴奏をつけていただきます。今まで長女の伴奏をしてくださった方々はどなたも本当に素晴らしく、やはりプロは違うなあ、といつも感心してしまうのですが、今回の方もそ…

録音できていなかった

録音環境というのはこだわり始めると正直いくらお金があっても足りません。実は娘たちの演奏をよりきれいに録音するために、ビデオカメラのほかに集音マイクを買おうかと本気で悩んだ時期がありました。 しかし買ったとしてもそれを編集できるだけの機材がな…

みずみずしいキレは無かったけれど

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 先週はパガニーニがようやく俎上に乗るくらいのデキにはなっていたので、今回はそれをもっともっとブラッシュアップする方法を教えていただければと思っています。

ひとりの練習

学校のプールが始まってからというもの、今のところ開催率は3割くらい。天候と水温に左右されるので、ほぼ運任せ。そういえば自分が小学生だったころもなかなかプールに入れない年ってあったなあ。 姉妹とも少しフラストレーションがたまっているでしょうか…

音漏れがそろそろ怖いので

学校の勉強、自宅学習、音楽と日々のノルマをこなしていると、すでに常識的な時間帯に練習を終わらせることはほぼ不可能になってきている我が家。なにせスケールだけで30分、曲練習を始めたら1時間は余裕で使います。デキがひどいときにはこの2~3倍も…

冴えろ、パガニーニ!

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 前回のレッスンでようやく「戻ってきたね」とスタートラインに立てたパガニーニ。この週はとにかくそのブラッシュアップに時間を割いたので、どこまで評価いただけるかが勝負の分かれ目です。

いい音がでない!

長女のヴァイオリンが絶不調です。まったく鳴っていないしフラジオも決まらない。最近、病気をしたばかりだからでしょうか。それとも何か姿勢が崩れてしまっているのでしょうか。 あまりにも成長が見られなくて絶望的になってしまいます。が、そんなときは基…

ピアノ教室の発表会

NHKのクラシック倶楽部で、佐藤俊介さんがモーツァルトのソナタを弾いていました。バロック楽器でヴィブラートをかけずによくもまああそこまで音に差が出せるものだ、と聞き入ってしまいます。 こういう演奏が主だった頃に作曲された曲だからか、やはり奏法…

特訓の成果いかに

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 先週もボロボロだったため、親も初心に還りまして、相当な時間と手間をかけて練習メニューを作り上げて日々こなしてきました。自分で練習しやすいように、という工夫を凝らしたのは久しぶりで、7歳直前に、ヴィ…

「気づいていない」演奏

長女のヴァイオリン仲間が出演する入賞者披露演奏会の日取りが決まったり、自身の伴奏あわせの日どりが決まったりと、夏の活動に向けて少しずつ予定が決まってきました。親だけはピリピリすまい、どーんと構えて子の暴れっぷりを受け止めてやらねば、と心で…

音痴を直すには

一日中、長女のレッスンの音源を切り貼りしていると、音楽的指導と技術的指導に大別されることがわかります。そもそもテクニックが育っていないと音楽的な指導は入りませんので、そういう意味では現在向き合っている曲がどれくらいの進度にいるのか、という…

親の初心還り

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 相変わらずカールフレッシュから。もう、esやらisやらついて、何の調だか私も把握していません。でも持っていけば必ず毎週合格をいただけるようにはなりましたので、あと1~2ヶ月で1周し終えると思います。こ…

テンポキープの難しさ

買ったはずのものが袋に入っていなかった、もしくは袋に入っていたかどうか記憶が定かではない。そんなときどうしますか。金額の多少にもよりますが、私は諦めてしまうと思います。 しかし妻が同じ体験をしたときに店に問い合わせたところ、「防犯カメラを再…

振動を止めれば音になる

母方の祖父は絵がとても好きな人でした。田舎の家の部屋にはかならず絵が飾ってあり、本人も好きでよく風景を写生しそれを飾っていました。 有名な画家を好むのかというとそうでもなく、和洋こだわらずにいろんな絵を買っていました。数年前に祖父が天寿をま…

ちょっとホッとした

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 先週、パガニーニに相当ダメ出しをされたので、今週は頑張って元の気持ちに戻るように練習を重ねてきました。テンポ、そして乱れた音程の部分も重ねて練習。さて、どんな結果になるでしょうか。

本場のテンポ感に姉妹を振り返る

仙台国際音楽コンクールの記者会見記事、とても面白かったです。審査員の方がたが全員手厳しい! あれだけハイレベルに聴こえる演奏でも、審査する側からするとテンポ感がまだまだなんですね。 掘米審査委員長のこの一言が特に印象に残りました。「特にシュ…

緊急事態宣言

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。 いつものようにスケールから。今週も1調合格! 最近は家の練習でだいたい「これは合格するな」とか「これはちょっと怪しいぞ」というのがわかるようになってきました。さあ残りは8調。終わったらまた最初から…

サロンコンサートを聴きに

日曜日。家族と私の母で、少し離れたところにあるピアノ教室のサロンコンサートに出向きました。お教室を開いていらっしゃるピアニストのお母様と私の母がお友だちで、長女がヴァイオリンを学習していることを知ってのお誘いでした。 サロンコンサートなんて…